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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave

いま,そこにある自己免疫性肝疾患 診断の実際と臨床医の疑問点

非定型的なAIHをどう扱うか

著者: 宮川浩1

所属機関: 1帝京大学医学部附属溝口病院第4内科

ページ範囲:P.36 - P.40

文献概要

ポイント
●非定型的なAIH(自己免疫性肝炎)とは,自己免疫的な特徴を有しているが,International AIH groupによるdiagnostic criteriaで,definiteでもprobableでもない疾患群である.
●自己免疫性肝炎には,PBC,PSCやC型慢性肝炎のoverlapがみられる.
●非定型的な自己免疫性肝炎に対する治療指針が示されているが,長期観察例の集積が求められる.
●自己免疫性肝炎では各種抗核抗体のほか,抗平滑筋抗体,抗肝腎マイクロゾーム1抗体,抗アシアロ糖蛋白受容体抗体などの自己抗体が報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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