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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

文献概要

今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave いま,そこにある自己免疫性肝疾患 診断の実際と臨床医の疑問点

PBCと紛らわしいPSC(原発性硬化性胆管炎)をどう鑑別するか—AMA陰性PBC例ではERCPは必須か

著者: 高取正雄1

所属機関: 1聖テレジア病院内科

ページ範囲:P.50 - P.52

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ポイント
●胆道系酵素優位の肝機能障害をみたらPBC,PSCを鑑別診断として思い浮かべることがまず重要である.
●AMA陰性の診断を厳密にすること(抗M2抗体の測定,低力価例での頻回測定).
●PBC atypical case(男性例,AMA陰性例,肝生検で結論の出ない例,腹痛を訴える例)とPSCとの鑑別ではERCPが有効である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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