icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave

いま,そこにある自己免疫性肝疾患 治療の実際と臨床医の疑問点

免疫抑制薬併用の是非と使いかた

著者: 山舗昌由1

所属機関: 1三重大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.68 - P.69

文献概要

ポイント
●AIHではステロイドの著効例が多いので,軽症例を除いて積極的に用いるべきである.
●ステロイドが無効・禁忌のAIHでは,アザチオプリンやシクロスポリンの適応となるが,副作用に対する配慮が重要である.
●PBCに対する免疫抑制薬の有効性は確立されていないので,特殊な場合を除いてその投与は不適である.
●ウイルス性肝疾患と同様に,自己免疫性肝疾患に対しても漢方薬の併用を考慮すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら