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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave

いま,そこにある自己免疫性肝疾患 治療の実際と臨床医の疑問点

HCV抗体陽性のAIHをどう治療するか

著者: 岩渕省吾1

所属機関: 1杏雲堂平塚病院消化器内科

ページ範囲:P.78 - P.80

文献概要

ポイント
●血中HCV-RNA量の少ない例(<1.0Meq)やセログループが2の例で,肝硬変の心配のない場合はインターフェロン(IFN)治療を考慮する.
●その際,IFNによる肝炎の増悪に注意し,悪化がみられたらプレドニゾロン投与に替える.
●肝障害の主体がC型慢性肝炎かAIHかの判別の難しい例には,初めにプレドニゾロン20mg×2週投与の反応をみるのもよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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