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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

文献概要

今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave いま,そこにある自己免疫性肝疾患 治療の実際と臨床医の疑問点

PBCの治療薬とその選択

著者: 石橋大海1 高崎智子1

所属機関: 1九州大学医学部第1内科

ページ範囲:P.81 - P.85

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ポイント
●病期,病態に応じた治療計画を立てることが重要.
●無症候性で進行がみられなければ経過観察を.
●無症候性で進行する症例と症候性の症例にはUDCAが第一選択薬.
●UDCAの効果発現の機序は,胆汁酸を介した作用と免疫抑制作用である,
●免疫抑制剤は副作用があらわれやすいので使用は慎重に.
●門脈圧亢進をきたしやすいので,早期であっても食道静脈瘤のチェックは行う.
●骨粗鬆症を予防し,骨折に留意する.
●末期になれば肝移植の適応となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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