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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

文献概要

今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave いま,そこにある自己免疫性肝疾患 治療の実際と臨床医の疑問点

無症候性PBCの治療と予後

著者: 佐藤明1 末盛彰一1 鈴木博1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院消化器内科

ページ範囲:P.87 - P.89

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ポイント
●PBC患者は年々増加しており,わが国で新たに診断されるPBCの70〜80%が無症候性PBCである.
●無症候性PBCの約1/3が症候性PBCに移行する.
●無症候性PBCのまま経過するものの予後は極めて良好であるが,黄疸を伴う症候性PBCに移行したものの予後は不良である.
●無症候性PBCでも肝組織進展例や門脈圧亢進所見を認める例がある.
●UDCAにより臨床検査所見の改善を認めることが多いが,予後改善効果については今後の問題として残されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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