icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

文献概要

今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave 少し特殊な自己免疫性肝疾患

自己免疫性肝疾患における発癌の問題点

著者: 渋谷明隆1 田中克明2

所属機関: 1北里大学医学部内科 2横浜市立大学医学部第3内科

ページ範囲:P.108 - P.109

文献購入ページに移動
ポイント
●原発性胆汁性肝硬変における肝細胞癌の合併は,従来考えられているほど稀ではない.高齢者に多く,輸血歴,HBVやHCVなどウイルス感染を合併する症例の頻度が高いので注意すべきである.
●自己免疫性肝炎での肝癌発現も報告されているが稀であり,HCVの関与が重要と考えられる.罹病期間の長い症例に多いとされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?