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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

文献概要

今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave 少し特殊な自己免疫性肝疾患

自己免疫性肝疾患と肝外合併症

著者: 井出広幸1

所属機関: 1東海大学大磯病院消化器内科

ページ範囲:P.110 - P.113

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ポイント
●原発性胆汁性肝硬変症・原発性硬化性胆管炎・自己免疫性肝炎などの自己免疫性肝疾患は肝外合併症を伴うことが多い.これらは肝疾患というよりも,肝病変を主体とする全身疾患と考えて診療にあたるべきである.
●好発する肝外合併症とその頻度を知ることは重要である.
●肝外合併症として自己免疫疾患が目立つが,それ以外の合併症もある.特に甲状腺疾患や骨粗鬆症など,正しい診断と治療が患者のQOL向上につながるものがあり,注意を要する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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