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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻1号

1998年01月発行

文献概要

Drug Information 副作用情報・22

薬剤性血液障害(3)—赤血球障害・貧血(その1)

著者: 浜六郎1

所属機関: 1医薬ビジランスセンターJIP

ページ範囲:P.181 - P.185

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 貧血,赤血球減少も,場合によっては生命にかかわることがある.特に溶血性貧血は,そのために発売が中止になった薬剤があるほどであり,重篤になる場合がある.今回と次回は,再生不良性貧血を含め,貧血を生じる薬剤について述べる.
 貧血は極めてポピュラーな病態であり,入院する患者の3分の1以上が貧血であるともいわれるくらいである1).そして,あまりにもポピュラーであり,入院患者などではしばしば血液検査が行われるのだが,かえって,そのために軽度の貧血が原因を精査されずに放置されるということすら稀ではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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