icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻10号

1998年10月発行

今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患

リウマチ性疾患へのアプローチのしかた

リウマチ性疾患に現れる皮膚病変

著者: 福屋崇1 真鍋俊明1

所属機関: 1川崎医科大学病理学教室

ページ範囲:P.1690 - P.1692

文献概要

ポイント
●リウマチ性疾患に出現する皮膚病変は多彩である.
●リウマトイド結節は慢性関節リウマチに比較的特異性が高く,特徴的なpalisadinggranulomaを形成するが,若年性関節リウマチや稀にはリウマチ熱でも類似の組織像を示す皮下結節を認めることがある.
●若年性関節リウマチおよびリウマチ熱に特異性の高い皮膚病変はそれぞれ,リウマトイド疹および輪状紅斑である.
●リウマトイド好中球性皮膚炎は重症の慢性関節リウマチに合併し,真皮全層の好中球を主体とするびまん性の細胞浸潤を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら