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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻10号

1998年10月発行

文献概要

今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患 リウマチ性疾患の血液検査

RAテスト結果をどう読むか

著者: 松本美富士1

所属機関: 1豊川市民病院内科

ページ範囲:P.1694 - P.1696

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ポイント
●リウマトイド因子(RF)は自己抗体の一種で,慢性関節リウマチ(RA)を含めた種々の疾患で陽性となり,通常はIgM抗体であるが,IgG, IgA, IgE抗体も検出される.
●RFの測定はRA診断特異性よりも補助的所見であり,むしろRFの陽性,陰性,抗体価の推移はRAの病態,治療,経過と関連する.早期RAではRF陽性率は低く,RFにとらわれることなくRA関節炎の特徴から診断すべきである.
●一般集団におけるRFのスクリーニング検査はRAの診断よりも除外的意義がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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