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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻10号

1998年10月発行

文献概要

今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患 リウマチ性疾患の血液検査

低補体血症

著者: 鈴木博史1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系内科

ページ範囲:P.1700 - P.1701

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ポイント
●低補体血症のスクリーニングにC3,C4,CH50が測定される.
●全身性エリテマトーデスでは,血清補体値の測定は活動性の評価や治療の決定に重要である.
●免疫複合体を形成する多くの疾患で低補体血症が認められる.この場合,古典的経路が主体の補体活性化が起こる.
●免疫複合体が関与しない疾患でも低補体血症がみられる場合がある.第二経路による補体の活性化や,補体成分の合成能低下,遺伝的異常により低補体血症がもたらされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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