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文献概要
今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患 全身性エリテマトーデス(SLE)と抗リン脂質抗体症候群
全身性エリテマトーデスの臨床像
著者: 小池竜司1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1728 - P.1730
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●SLEは全身のあらゆる臓器に症状を起こしうる点が特徴である.
●経過を通じて頻度が高い症状は,発熱,全身倦怠感などの全身症状,関節症状,皮膚症状,腎症状,中枢神経症状があげられるが,SLEに特異的ではない症状も少なくない.
●重要な症状の一つである中枢神経症状は,他のSLEの疾患活動性の指標と平行しないで出現したり悪化したりすることがある.
●SLEと診断されている患者の症状に変化が生じたとき,SLEそのものによるものか他の原因によるものかを慎重に鑑別する必要がある.
●SLEは全身のあらゆる臓器に症状を起こしうる点が特徴である.
●経過を通じて頻度が高い症状は,発熱,全身倦怠感などの全身症状,関節症状,皮膚症状,腎症状,中枢神経症状があげられるが,SLEに特異的ではない症状も少なくない.
●重要な症状の一つである中枢神経症状は,他のSLEの疾患活動性の指標と平行しないで出現したり悪化したりすることがある.
●SLEと診断されている患者の症状に変化が生じたとき,SLEそのものによるものか他の原因によるものかを慎重に鑑別する必要がある.
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