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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻10号

1998年10月発行

文献概要

今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患 主な膠原病・結合組織病

Sjögren症候群

著者: 菅井進1

所属機関: 1金沢医科大学血液免疫内科

ページ範囲:P.1741 - P.1743

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ポイント
●Sjögren症候群(SS)の特徴は患者が中年(40〜50歳をピーク)の女性(男女比約1:20)に好発すること,乾燥症状にとどまらず全身性の病変(約50%)を発症することである.
●病変は涙腺,唾液腺の導管周囲を中心としてリンパ球が浸潤し,腺細胞を破壊することによる.
●SSは膠原病に合併する続発性SSと,これらを伴わない原発性SSの2つに大別される.原発性SSは乾燥症状のみのもの(腺性SS)と,何らかの全身症状を伴うもの(腺外性SS)に分けられる.また,一部に悪性リンパ腫などのリンパ増殖性病変を発症する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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