文献詳細
文献概要
今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患 主な膠原病・結合組織病
全身性強皮症
著者: 石川治1
所属機関: 1群馬大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.1744 - P.1745
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●全身性強皮症の診断基準にはアメリカリウマチ協会作成の基準案が用いられるが,これはあくまでも便宜的なものである.
●発病初期には皮膚硬化が明らかでないことがあり,その場合皮膚生検が不可欠である.
●全身性強皮症の完成された線維化病変を元の正常状態に戻す治療はなく,発病早期の患者を見逃さないで治療し,患者にわかりやすく生活指導することが大切である.
●顕微鏡的多発性血管炎を時に合併することがあり,早期診断・治療により救命できる.
●PSSに代わってSScという言葉が一般化している.
●全身性強皮症の診断基準にはアメリカリウマチ協会作成の基準案が用いられるが,これはあくまでも便宜的なものである.
●発病初期には皮膚硬化が明らかでないことがあり,その場合皮膚生検が不可欠である.
●全身性強皮症の完成された線維化病変を元の正常状態に戻す治療はなく,発病早期の患者を見逃さないで治療し,患者にわかりやすく生活指導することが大切である.
●顕微鏡的多発性血管炎を時に合併することがあり,早期診断・治療により救命できる.
●PSSに代わってSScという言葉が一般化している.
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