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今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患 主な膠原病・結合組織病
多発性筋炎と皮膚筋炎
著者: 今岡かおる1 小林祥泰2
所属機関: 1寿生病院 2島根医科大学第3内科
ページ範囲:P.1746 - P.1748
文献購入ページに移動●多発性筋炎は横紋筋・骨格筋のびまん性炎症性筋疾患であり,皮膚筋炎は筋炎症状に加えて皮膚症状を伴ったものである.
●筋症状および皮膚症状と並んで,肺症状(特に間質性肺炎)の重症度が生命予後の重要な因子となる.
●治療はステロイドが中心となる.ステロイド単独では困難な症例では免疫抑制剤の併用を要するが,いずれの治療も副作用の発現を念頭に置いて慎重に投与する.
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