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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻10号

1998年10月発行

文献概要

今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患 随伴性のリウマチ

内分泌疾患に伴うリウマチ病

著者: 服部輝彦1 宮脇昌二2

所属機関: 1倉敷成人病センター内科 2倉敷リウマチ膠原病センター

ページ範囲:P.1792 - P.1794

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ポイント
●性,年齢などを考慮しても明らかに大きい手,太い指,大きな鼻,耐糖能異常などが末端肥大症の特徴であり,発見の端緒となることが多い.
●骨粗鬆症は甲状腺疾患,副甲状腺(上皮小体)疾患,副腎疾患など多くの内分泌疾患で合併する可能性があり,高齢者の骨粗鬆症においても内分泌疾患の合併の可能性を常に念頭に置いておく必要がある.
●リウマチ性疾患に自己免疫性内分泌代謝疾患が合併することがしばしばある.高度な内分泌異常は見落とすと致命的なこともあるので,少しでも疑いがあれば,ためらわずにホルモン検査に進むべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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