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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻10号

1998年10月発行

文献概要

今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患 新しい治療の展望

抗サイトカイン療法

著者: 石田博1 柳田英寿1 堤健雄1

所属機関: 1国立療養所宇多野病院内科・臨床研究部

ページ範囲:P.1798 - P.1799

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ポイント
●サイトカインとは,免疫担当細胞が産生する液性因子の総称である.
●サイトカインには多数のものがあり,その作用には多重性や重複性が認められ,緊密なネットワークを形成している.
●膠原病・リウマチ性疾患の病態は,免疫応答反応によるサイトカイン産生バランスの偏りとして捉えることができる.
●病態を増悪させる炎症性サイトカインを抑制する抗サイトカイン療法が,最近実用化されてきた.
●抗サイトカイン療法の中心は,中和抗体を用いるものであるが,対症療法の域を出ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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