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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻11号

1998年10月発行

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技

内科エマージェンシーと緊急画像診断

腹部エコー

著者: 冨田周介1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院消化器内科

ページ範囲:P.102 - P.106

文献概要

ポイント
●消化管病変の描出には5.0〜7.5MHzの高周波探触子を用いる.
●急性胃粘膜病変,アニサキス症,および胃スキルスでは,著明な胃壁肥厚像が描出される.
●細菌性腸炎では腸管壁の肥厚,もしくは腸管内液体貯留が描出される.
●肥厚した腸管壁内には豊富な血液シグナルが描出される.
●虚血性および薬剤性腸炎では,血流シグナルは乏しい.
●尿管結石嵌頓は偏側性水腎症で疑う.
●妊娠可能な女性において,ダクラス窩のfluid spaceが描出されたなら,hCG妊娠反応をみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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