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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻11号

1998年10月発行

文献概要

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 内科エマージェンシーと緊急画像診断

頭部CT

著者: 榎本京子1 渡部恒也1

所属機関: 1埼玉医科大学放射線医学

ページ範囲:P.108 - P.112

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ポイント
●緊急頭部CTの適応は広く,特に急性脳血管障害を疑う場合には第一選択の検査である.
●通常脳梗塞は低吸収域に,脳出血は高吸収域に認められる.
●急性期脳梗塞はCT上で所見が明らかでない場合が,脳出血では血管奇形,腫瘍など器質疾患の精査が必要な場合がある.
●疾患に応じて造影CT,追跡CT,MRI,血管造影など適切な画像上での経過観察が必要である.
●炎症性疾患,脱髄疾患では,CT検査で明らかな異常所見がなくても疾患の存在は否定できない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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