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内科エマージェンシー 私の経験
アナフィラキシー:輸液路確保も忘れずに
著者: 橋本健一1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系呼吸器内科
ページ範囲:P.126 - P.126
文献購入ページに移動 「先生,ちょっとお願いします」救急外来からである.行ってみると研修医の先生が血管確保で四苦八苦している.聞いてみると,患者さんはハチ刺によるアナフィラキシーで血圧低下があり,少し朦朧とした感じで気分不快を訴えていたので,迷わずエピネフリンを皮下注で使用し,その後で輸液路を確保しようとしたところ,確保できなくなって困っているという.
「さっきまで血管は見えていたんで,楽に輸液路を確保できると思っていたんですが…」
「さっきまで血管は見えていたんで,楽に輸液路を確保できると思っていたんですが…」
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