icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻11号

1998年10月発行

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技

症状からみた内科エマージェンシー

せん妄

著者: 岡田和悟1 小林祥泰1

所属機関: 1島根医科大学第3内科

ページ範囲:P.146 - P.147

文献概要

ポイント
●せん妄は意識障害の一種であり,老年者に多く,中枢神経疾患以外に薬物の副作用や全身疾患の二次的作用で起こりやすい.
●意識の清明度が著しく変化,動揺するのが特徴で,見当識障害,記憶障害,妄想,幻覚を伴う.
●重症度の把握には簡易な知的機能検査やConfusional State Evaluationが有用である.
●治療可能な病態であり,積極的な原因の検索と対策とともに環境調整も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら