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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 症状からみた内科エマージェンシー
急速な四肢麻痺
著者: 高嶋修太郎1
所属機関: 1富山医科薬科大学第2内科
ページ範囲:P.157 - P.159
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●急速な四肢麻痺とは,随意運動の経路(上位運動ニューロン,下位運動ニューロン,神経筋接合部,筋肉)のいずれかが両側性にしかも急速に障害されることに起因する四肢の筋力低下である.
●四肢麻痺患者では,呼吸不全の進行に絶えず注意を払う必要がある.
●頸髄損傷の可能性が否定されない限り,頸部の安定を保つこと.
●ミオグロビン尿症では腎不全を併発することがあり,輸液により十分な尿量を確保すべきである.
●鎮静剤や筋弛緩剤は安易に投与しないこと.
●点滴は下肢にしないこと.
●急速な四肢麻痺とは,随意運動の経路(上位運動ニューロン,下位運動ニューロン,神経筋接合部,筋肉)のいずれかが両側性にしかも急速に障害されることに起因する四肢の筋力低下である.
●四肢麻痺患者では,呼吸不全の進行に絶えず注意を払う必要がある.
●頸髄損傷の可能性が否定されない限り,頸部の安定を保つこと.
●ミオグロビン尿症では腎不全を併発することがあり,輸液により十分な尿量を確保すべきである.
●鎮静剤や筋弛緩剤は安易に投与しないこと.
●点滴は下肢にしないこと.
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