文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 症状からみた内科エマージェンシー
吐血・黒色便
著者: 遠藤徹1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学第1内科
ページ範囲:P.174 - P.176
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●吐血,黒色便は上部消化管からの出血を意味し,時に致死的となることもあり,緊急治療を要する臨床徴候である.
●全身管理が最優先されるが,同時に内視鏡的に出血部位を確認し止血処置を行う.
●重症度は原因疾患と出血量や出血の速度に関係するが,その予後は循環動態の早期安定と止血処置の成否にかかっている.
●重症例や止血困難例では外科医との連絡を密にし,手術時期を逸することがないようにする.
●吐血,黒色便は上部消化管からの出血を意味し,時に致死的となることもあり,緊急治療を要する臨床徴候である.
●全身管理が最優先されるが,同時に内視鏡的に出血部位を確認し止血処置を行う.
●重症度は原因疾患と出血量や出血の速度に関係するが,その予後は循環動態の早期安定と止血処置の成否にかかっている.
●重症例や止血困難例では外科医との連絡を密にし,手術時期を逸することがないようにする.
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