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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻11号

1998年10月発行

文献概要

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 症状からみた内科エマージェンシー

急性腹痛

著者: 六倉俊哉1

所属機関: 1茅ヶ崎徳洲会総合病院消化器科

ページ範囲:P.180 - P.183

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ポイント
●急性腹痛は発症のしかたと痛みの局在ならびに性状より診断が絞られるので,問診と身体所見が大切である.
●特に緊急処置を要するような重症例に関しては,時間を費やすことなく診断と治療を進めていかなければならず,迅速かつ合理的に病歴,身体所見をとり,検査を行っていかなければならない.
●そのためには,症状からみた鑑別診断のポイントと緊急検査や緊急処置の選択や手技上のコツについて熟知していなければならない.
●安易に鎮痛剤を投与してしまうと重症例を見誤ってしまうことがあるので,確定診断がつくまでは鎮痛剤の投与は行ってはならない.
●開腹手術を要するような急性腹症に関しては,速やかに外科医にコンサルトできる連携体制が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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