medicina35巻11号

1998年10月発行

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技

症状からみた内科エマージェンシー

急性下痢・血性下痢

著者： 田代博一¹ 北洞哲治¹

所属機関： ¹国立大蔵病院消化器科

ページ範囲：P.184 - P.186

文献概要

ポイント
●詳細な病歴を聴取することにより，感染性腸炎か否かの鑑別が必要．
●脱水の程度，電解質異常の有無を評価し，脱水が強い場合，電解質異常のある場合，発熱・激しい腹痛の場合，血性下痢の場合は速やかな処置が必要である．