文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 症状からみた内科エマージェンシー
乏尿・無尿
著者: 須藤博1
所属機関: 1池上総合病院内科
ページ範囲:P.191 - P.193
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●尿量が400ml/日以下を乏尿,50〜100ml/日以下を無尿という.
●乏尿の原因は腎前性,腎性,腎後性の三つに分けて考える.
●無尿の原因は尿路閉塞が多い.
●乏尿の原因で最も多いのは腎前性であり,初期治療で回復可能であることが多い.
●現病歴,身体所見,血液所見とともに尿所見(尿沈渣,尿浸透圧,尿中Na濃度)が鑑別診断のうえで必須である.
●腎性腎不全で糸球体病変を疑う場合や透析療法の適応が考えられる場合は,早期に専門医にコンサルトが必要である.
●尿量が400ml/日以下を乏尿,50〜100ml/日以下を無尿という.
●乏尿の原因は腎前性,腎性,腎後性の三つに分けて考える.
●無尿の原因は尿路閉塞が多い.
●乏尿の原因で最も多いのは腎前性であり,初期治療で回復可能であることが多い.
●現病歴,身体所見,血液所見とともに尿所見(尿沈渣,尿浸透圧,尿中Na濃度)が鑑別診断のうえで必須である.
●腎性腎不全で糸球体病変を疑う場合や透析療法の適応が考えられる場合は,早期に専門医にコンサルトが必要である.
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