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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻11号

1998年10月発行

文献概要

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 神経疾患

脳炎

著者: 阿久津二夫1

所属機関: 1小田原市立病院内科

ページ範囲:P.223 - P.225

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ポイント
●発熱,頭痛の患者が意識障害,痙攣,髄膜刺激症状などを呈したとき脳炎を考える.
●脳炎はneurological emergencyであり,なかでもヘルペス脳炎は頻度が高く,重篤で予後不良な疾患であるが,唯一治療法が確立されている.
●ヘルペス脳炎を疑ったら直ちにacyclovir治療を,二次性脳炎にはステロイド治療を開始する.
●ヘルペス脳炎の診断は,髄液抗体価の変動かPCR法によるウイルスのDNAの証明である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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