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文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 神経疾患
ギラン・バレー(Guillain-Barré)症候群
著者: 山本徹1
所属機関: 1大阪府済生会中津病院神経内科
ページ範囲:P.226 - P.228
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●ギラン・バレー症候群(GBS)は,急速に運動優位の障害をきたす比較的頻度の高い全身性末梢神経炎である.
●呼吸筋麻痺や咽喉頭麻痺に至り,人工呼吸管理を要する急性悪化が珍しくない.
●確定診断には神経伝導検査が必要.
●基本的には死亡に至る疾患ではなく,きめ細かい看護が重要.
●立てない程度まで悪化すると血漿分離交換(免疫吸着)の適応である.
●ギラン・バレー症候群(GBS)は,急速に運動優位の障害をきたす比較的頻度の高い全身性末梢神経炎である.
●呼吸筋麻痺や咽喉頭麻痺に至り,人工呼吸管理を要する急性悪化が珍しくない.
●確定診断には神経伝導検査が必要.
●基本的には死亡に至る疾患ではなく,きめ細かい看護が重要.
●立てない程度まで悪化すると血漿分離交換(免疫吸着)の適応である.
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