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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 神経疾患
筋無力性クリーゼ
著者: 真木寿之1
所属機関: 1亀田総合病院神経内科
ページ範囲:P.230 - P.231
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●筋無力性クリーゼの主症状は重篤な呼吸不全(主として肺胞低換気)であり,ICUでの人工呼吸管理の対象となる.
●重症筋無力症と診断されていない症例が性無力性クリーゼを発症した場合,患者の顔貌(筋病性顔貌)に留意することが診断の糸口となる.
●クリーゼの前兆としての症状—吸気時の喘鳴を伴った呼吸困難の発作,短時間の意識混濁,球症状の急激な増悪,落ち着きのなさ,睡眠障害,頻脈や炭酸ガスの蓄積による高血圧および散瞳などに留意する.
●筋無力性クリーゼの主症状は重篤な呼吸不全(主として肺胞低換気)であり,ICUでの人工呼吸管理の対象となる.
●重症筋無力症と診断されていない症例が性無力性クリーゼを発症した場合,患者の顔貌(筋病性顔貌)に留意することが診断の糸口となる.
●クリーゼの前兆としての症状—吸気時の喘鳴を伴った呼吸困難の発作,短時間の意識混濁,球症状の急激な増悪,落ち着きのなさ,睡眠障害,頻脈や炭酸ガスの蓄積による高血圧および散瞳などに留意する.
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