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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻11号

1998年10月発行

文献概要

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 神経疾患

筋無力性クリーゼ

著者: 真木寿之1

所属機関: 1亀田総合病院神経内科

ページ範囲:P.230 - P.231

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ポイント
●筋無力性クリーゼの主症状は重篤な呼吸不全(主として肺胞低換気)であり,ICUでの人工呼吸管理の対象となる.
●重症筋無力症と診断されていない症例が性無力性クリーゼを発症した場合,患者の顔貌(筋病性顔貌)に留意することが診断の糸口となる.
●クリーゼの前兆としての症状—吸気時の喘鳴を伴った呼吸困難の発作,短時間の意識混濁,球症状の急激な増悪,落ち着きのなさ,睡眠障害,頻脈や炭酸ガスの蓄積による高血圧および散瞳などに留意する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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