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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 循環器疾患
急性心筋梗塞
著者: 山家謙1 田村勤1
所属機関: 1三井記念病院循環器センター
ページ範囲:P.234 - P.237
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●急性心筋梗塞すべてがエマージェンシー・ケースといえ,できるだけ早期にCCUのある施設に収容し再灌流療法を行うことが,死亡率の低下,予後の改善につながる.
●特に緊急を要するものとしては,心室細動などの不整脈,心原性ショック,心破裂などの機械的合併症があげられる.
●再灌流療法には血栓溶解療法とPTCAがあるが,心原性ショックに対してはPTCAが第一選択となる.再灌流療法が不十分な場合はCABGが必要となる.
●急性心筋梗塞すべてがエマージェンシー・ケースといえ,できるだけ早期にCCUのある施設に収容し再灌流療法を行うことが,死亡率の低下,予後の改善につながる.
●特に緊急を要するものとしては,心室細動などの不整脈,心原性ショック,心破裂などの機械的合併症があげられる.
●再灌流療法には血栓溶解療法とPTCAがあるが,心原性ショックに対してはPTCAが第一選択となる.再灌流療法が不十分な場合はCABGが必要となる.
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