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文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 循環器疾患
末梢動脈閉塞
著者: 樫田光夫1
所属機関: 1国立国際医療センター循環器科
ページ範囲:P.262 - P.264
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●急性動脈閉塞には,主として心疾患に起因する動脈塞栓症と,動脈硬化を基盤とし血栓により閉塞をきたす急性動脈血栓症がある.
●診断は症状から容易である一方,骨格筋の阻血許容時間は6〜8時間であり,治療の開始の遅れは,死亡や肢の切断に至るので,素早い血管外科との連携が必要である.
●再灌流治療後の合併症であるMNMSは,合併すると極めて重篤である.
●急性動脈閉塞には,主として心疾患に起因する動脈塞栓症と,動脈硬化を基盤とし血栓により閉塞をきたす急性動脈血栓症がある.
●診断は症状から容易である一方,骨格筋の阻血許容時間は6〜8時間であり,治療の開始の遅れは,死亡や肢の切断に至るので,素早い血管外科との連携が必要である.
●再灌流治療後の合併症であるMNMSは,合併すると極めて重篤である.
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