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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 呼吸器疾患
急性肺塞栓症
著者: 国枝武義1
所属機関: 1慶應義塾大学伊勢慶應病院内科
ページ範囲:P.284 - P.286
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●急性肺塞栓症が緊急を要する疾患として重要なのは,致死性急性肺塞栓症という急性死をもたらす病態があるからである.
●わが国では急性肺塞栓症は少ないといわれたが,近年増加の傾向にあり,致死性急性肺塞栓症も稀ではなくなった.
●本症は,内科,外科,整形外科,産婦人科など臨床各科にまたがる疾患であり,臨床の現場で救急医療の実践が要求される.
●内科的救急手技としては,第一に呼吸循環の管理であるが,次いで抗凝固薬の投与が必要であり,第一選択薬はヘパリンである.
●急性肺塞栓症が緊急を要する疾患として重要なのは,致死性急性肺塞栓症という急性死をもたらす病態があるからである.
●わが国では急性肺塞栓症は少ないといわれたが,近年増加の傾向にあり,致死性急性肺塞栓症も稀ではなくなった.
●本症は,内科,外科,整形外科,産婦人科など臨床各科にまたがる疾患であり,臨床の現場で救急医療の実践が要求される.
●内科的救急手技としては,第一に呼吸循環の管理であるが,次いで抗凝固薬の投与が必要であり,第一選択薬はヘパリンである.
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