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文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 呼吸器疾患
胸水,膿胸,血胸
著者: 倉島篤行1
所属機関: 1国立療養所東京病院呼吸器内科
ページ範囲:P.294 - P.297
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●側臥位(decubitus position)胸部X線所見で10mm以上あれば胸水採取可能である.
●胸腔穿刺は肋骨上縁に沿って行う.
●貯留胸腔液は,漏出性胸水,滲出性胸水,乳び胸水,血性胸水,膿胸,血胸に分類される.
●最も緊急な内科的胸水貯留疾患は,急性大動脈解離とBoerhaave症候群である.
●血胸性疾患で100ml/h以上の出血が持続するなら,外科的検討が必要である.
●側臥位(decubitus position)胸部X線所見で10mm以上あれば胸水採取可能である.
●胸腔穿刺は肋骨上縁に沿って行う.
●貯留胸腔液は,漏出性胸水,滲出性胸水,乳び胸水,血性胸水,膿胸,血胸に分類される.
●最も緊急な内科的胸水貯留疾患は,急性大動脈解離とBoerhaave症候群である.
●血胸性疾患で100ml/h以上の出血が持続するなら,外科的検討が必要である.
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