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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 呼吸器疾患
気道閉塞(気管内異物)
著者: 小野容明1
所属機関: 1東海大学医学部呼吸器内科
ページ範囲:P.300 - P.301
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●異物が気道内に入ると,その嵌頓部位によっては致死的病態を引き起こす.最悪のケースは窒息死であるが,これを回避できても二次的合併症を呈する危険性がまだ残されている.異物誤嚥が起きたら早期に嵌頓部位を確実に診断し,慎重に摘出しなければならない.
●異物により気道が閉塞される場合,部位として口腔内,咽喉頭,声門下,気管,気管支がある.いずれの場合も気道の確保が最優先であり,前三者は指拭法,吸引法,背部叩打法,Heimlich法が,後二者には気管支ファイバースコープによる異物の除去が必須である.
●異物が気道内に入ると,その嵌頓部位によっては致死的病態を引き起こす.最悪のケースは窒息死であるが,これを回避できても二次的合併症を呈する危険性がまだ残されている.異物誤嚥が起きたら早期に嵌頓部位を確実に診断し,慎重に摘出しなければならない.
●異物により気道が閉塞される場合,部位として口腔内,咽喉頭,声門下,気管,気管支がある.いずれの場合も気道の確保が最優先であり,前三者は指拭法,吸引法,背部叩打法,Heimlich法が,後二者には気管支ファイバースコープによる異物の除去が必須である.
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