文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 消化器疾患
出血性胃・十二指腸潰瘍
著者: 山口芳美1 高橋寛1 藤田力也1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院消化器内科
ページ範囲:P.307 - P.309
文献購入ページに移動●消化管出血患者の循環動態は流動的であり,全身管理を含めた治療を心掛ける必要がある.
●消化管出血の治療には,純エタノール局注法,ヒーター・プローブ法,クリップ止血法などがあるが,それぞれの止血機序を熟知しておかなければならない.
●再出血をきたしやすい病態を念頭に置いて,治療に臨む.
●予想される合併症については,十分な配慮が必要である.
●止血困難例においては,外科手術のタイミングを逃さないようにする.
掲載誌情報