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内科エマージェンシー 私の経験
色白美人の冷や汗には要注意—ただの低血糖ショックではない!!
著者: 宍戸友明1
所属機関: 1石巻赤十字病院内科
ページ範囲:P.315 - P.315
文献購入ページに移動 その患者さんは56歳の女性で,年齢を感じさせない透き通るような白い肌の持ち主であった.ウイルス性髄膜炎もほぼ軽快し,退院のタイミングをはかっていた頃であった.「先生,○○さんが急変です」とナースの叫び声.
朝の回診のときには食事は全量摂取.ちょっと風邪気味ぐらいではあったが….原因も思い当たらぬまま,とにかく大至急駆けつけると,冷や汗をかき,呼びかけでやっと目を開ける程度.BP60/mmHg(触診),HR90/minであった.ショック状態である.みるみる呼吸停止に陥り,型どおりのCPRを始めることとなった.エホチール®,DOAB®,メイロン®と投与.とりあえず血圧は上がるが,意識はない.
朝の回診のときには食事は全量摂取.ちょっと風邪気味ぐらいではあったが….原因も思い当たらぬまま,とにかく大至急駆けつけると,冷や汗をかき,呼びかけでやっと目を開ける程度.BP60/mmHg(触診),HR90/minであった.ショック状態である.みるみる呼吸停止に陥り,型どおりのCPRを始めることとなった.エホチール®,DOAB®,メイロン®と投与.とりあえず血圧は上がるが,意識はない.
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