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文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 消化器疾患
消化管異物
著者: 猪口貞樹1
所属機関: 1東海大学救命救急センター
ページ範囲:P.323 - P.325
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●消化管の異物では,まず存在部位と性状を確認する.
●咽頭,食道の異物は主として誤嚥によって起こり,鋭利なものは食道損傷を,大きなものは閉塞を惹起する.単純X線,喉頭鏡,内視鏡などで診断し,速やかに除去する.ボタン電池は磁石付き胃管にて除去する.
●胃,小腸に存在する異物の大部分はそのまま消化管を通過する.一般に積極的には除去せず経過観察を行うことができるが,鋭利なものは可能であれば除去する.
●直腸異物は肛門からの異物挿入によって起こるものがほとんどである.直腸損傷に留意する.
●消化管の異物では,まず存在部位と性状を確認する.
●咽頭,食道の異物は主として誤嚥によって起こり,鋭利なものは食道損傷を,大きなものは閉塞を惹起する.単純X線,喉頭鏡,内視鏡などで診断し,速やかに除去する.ボタン電池は磁石付き胃管にて除去する.
●胃,小腸に存在する異物の大部分はそのまま消化管を通過する.一般に積極的には除去せず経過観察を行うことができるが,鋭利なものは可能であれば除去する.
●直腸異物は肛門からの異物挿入によって起こるものがほとんどである.直腸損傷に留意する.
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