文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 内分泌・代謝疾患
下垂体卒中と下垂体昏睡
著者: 杉原仁1
所属機関: 1日本医科大学第3内科
ページ範囲:P.358 - P.359
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●意識障害,ショックの患者を診るときには,下垂体卒中,下垂体昏睡を鑑別診断に加えておくことが重要であり,詳細な病歴,現症により本疾患を疑う.
●画像髄により診断が得られることもあるが,急性副腎不全,甲状腺簾低下症を疑ったときには採血を行った後,結果を待たずに直ちに治療を開始する場合がある.
●下垂体卒中では緊急手術の適応となることがあるので,脳外科医との密接な連携が必要である.
●意識障害,ショックの患者を診るときには,下垂体卒中,下垂体昏睡を鑑別診断に加えておくことが重要であり,詳細な病歴,現症により本疾患を疑う.
●画像髄により診断が得られることもあるが,急性副腎不全,甲状腺簾低下症を疑ったときには採血を行った後,結果を待たずに直ちに治療を開始する場合がある.
●下垂体卒中では緊急手術の適応となることがあるので,脳外科医との密接な連携が必要である.
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