文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 内分泌・代謝疾患
甲状腺クリーゼと粘液水腫昏睡
著者: 西川光重1
所属機関: 1関西医科大学第2内科
ページ範囲:P.368 - P.370
文献購入ページに移動ポイント
●甲状腺クリーゼは,甲状腺ホルモン作用が生命に危険が及ぶほど強く発現しすぎたために起こる病態である.高体温,頻脈と心・肝など各臓器の代償不全をきたす.
●甲状腺クリーゼの治療は,抗甲状腺剤,βプロッカー,ステロイド剤などの投与と一般的治療からなる.
●粘液水腫昏睡は,甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモン作用が全くなくなって生命維持ができなくなってきた病態である.意識障害,低体温,低血圧などをきたす.
●粘液水腫昏睡の治療は甲状腺ホルモン剤,ステロイド剤などの投与である.
●甲状腺クリーゼも粘液水腫昏睡も,検査結果が出そろうのを待たず,臨床的に診断して速やかに治療を始めるべき緊急病態である.
●甲状腺クリーゼは,甲状腺ホルモン作用が生命に危険が及ぶほど強く発現しすぎたために起こる病態である.高体温,頻脈と心・肝など各臓器の代償不全をきたす.
●甲状腺クリーゼの治療は,抗甲状腺剤,βプロッカー,ステロイド剤などの投与と一般的治療からなる.
●粘液水腫昏睡は,甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモン作用が全くなくなって生命維持ができなくなってきた病態である.意識障害,低体温,低血圧などをきたす.
●粘液水腫昏睡の治療は甲状腺ホルモン剤,ステロイド剤などの投与である.
●甲状腺クリーゼも粘液水腫昏睡も,検査結果が出そろうのを待たず,臨床的に診断して速やかに治療を始めるべき緊急病態である.
掲載誌情報