文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 血液疾患・悪性腫瘍
脊髄性圧迫症候群
著者: 高梨芳彰1
所属機関: 1京都府立医科大学附属脳・血管系老化研究センター神経内科
ページ範囲:P.383 - P.385
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●転移性脊髄性圧迫症候群は悪性腫瘍患者のQOLに重大な影響を及ぼす.
●悪性腫瘍の種類によらず,ほとんどの患者で背部痛,筋力低下,感覚障害,自律神経障害を呈する.
●神経学的症候と脊椎単純X線検査で異常を認めたときは,直ちに治療を開始する.
●初期治療として高用量ステロイド投与と放射線療法を行う.
●診断時に歩行可能な場合は,治療後も歩行機能が維持されることが多い.
●転移性脊髄性圧迫症候群は悪性腫瘍患者のQOLに重大な影響を及ぼす.
●悪性腫瘍の種類によらず,ほとんどの患者で背部痛,筋力低下,感覚障害,自律神経障害を呈する.
●神経学的症候と脊椎単純X線検査で異常を認めたときは,直ちに治療を開始する.
●初期治療として高用量ステロイド投与と放射線療法を行う.
●診断時に歩行可能な場合は,治療後も歩行機能が維持されることが多い.
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