文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー その他の疾患
低体温症
著者: 西谷弘美1
所属機関: 1東京都済生会中央病院内科
ページ範囲:P.398 - P.400
文献購入ページに移動ポイント
●偶発性低体温症とは,生体が寒冷に曝露され,深部体温が35度以下に低下した状態をいう.
●低体温症は死亡率の高い重篤な疾患であり,直ちに治療を必要とする緊急疾患である.
●予後を左右する因子は,低体温の程度,冷却速度,治療までの時間と反応,治療法,年齢,基礎疾患,合併症などによる.医師は本症の病態を正確に理解し,早期に治療することが重要である.
●治療法は,passive rewarmingとactive rewarmingとがある.前者の治療に反応しない例や重篤な例には,後者を選択する.
●偶発性低体温症とは,生体が寒冷に曝露され,深部体温が35度以下に低下した状態をいう.
●低体温症は死亡率の高い重篤な疾患であり,直ちに治療を必要とする緊急疾患である.
●予後を左右する因子は,低体温の程度,冷却速度,治療までの時間と反応,治療法,年齢,基礎疾患,合併症などによる.医師は本症の病態を正確に理解し,早期に治療することが重要である.
●治療法は,passive rewarmingとactive rewarmingとがある.前者の治療に反応しない例や重篤な例には,後者を選択する.
掲載誌情報