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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻11号

1998年10月発行

文献概要

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー その他の疾患

低体温症

著者: 西谷弘美1

所属機関: 1東京都済生会中央病院内科

ページ範囲:P.398 - P.400

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ポイント
●偶発性低体温症とは,生体が寒冷に曝露され,深部体温が35度以下に低下した状態をいう.
●低体温症は死亡率の高い重篤な疾患であり,直ちに治療を必要とする緊急疾患である.
●予後を左右する因子は,低体温の程度,冷却速度,治療までの時間と反応,治療法,年齢,基礎疾患,合併症などによる.医師は本症の病態を正確に理解し,早期に治療することが重要である.
●治療法は,passive rewarmingとactive rewarmingとがある.前者の治療に反応しない例や重篤な例には,後者を選択する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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