文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 診療手技の偶発エマージェンシー
肝生検
著者: 渋谷明隆1
所属機関: 1北里大学東病院消化器内科
ページ範囲:P.408 - P.409
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●最も高頻度で重篤な偶発症は出血である.特に肝生検後2時間以内の疼痛,血圧低下,頻脈に注意する.
●出血に対しては,血液検査に加え超音波など画像診断も併用して経過を観察する.
●必要により輸血をするが,多くは自然に止血しうる.出血が進行する場合には,動脈塞栓術,開腹手術を考慮する.
●超音波ガイド下での肝生検が,他臓器損傷予防にも有効である.
●最も高頻度で重篤な偶発症は出血である.特に肝生検後2時間以内の疼痛,血圧低下,頻脈に注意する.
●出血に対しては,血液検査に加え超音波など画像診断も併用して経過を観察する.
●必要により輸血をするが,多くは自然に止血しうる.出血が進行する場合には,動脈塞栓術,開腹手術を考慮する.
●超音波ガイド下での肝生検が,他臓器損傷予防にも有効である.
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