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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻11号

1998年10月発行

増刊号 内科エマージェンシーと救急手技

診療手技の偶発エマージェンシー

造影剤使用時の副作用—ヨード系造影剤使用時の注意事項

著者: 加納雅美1 岩田美郎1

所属機関: 1東海大学医学部放射線科

ページ範囲:P.414 - P.417

文献概要

ポイント
●画像診断の進歩に伴い,検査時の造影剤使用頻度が増加している.
●代表的造影剤は非イオン性ヨード系造影剤で,日本ではこの薬剤を用いた検査が年間1,000万件程度行われていると考えられる.
●即時型副作用で年間10名以上の人命が失われ,遅発型副作用で年間40万人程程度の患者に不快な副作用が生じていると推測される.
●造影剤の副作用と造影剤使用に関する禁忌.慎重投与例の理解は,真に重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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