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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 内科エマージェンシーと急性中毒
常用治療薬にみられるover dose
著者: 武田多一1
所属機関: 1杏林大学医学部救急医学
ページ範囲:P.426 - P.431
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●治療薬による急性中毒のうち特徴的なものに,アスピリンによる代謝性アシドーシス,アセトアミノフェンによる急性肝壊死,鎮静剤による遷延性意識障害,抗そううつ剤による心電図変化,フェニトイン・リドカイン・ジギタリス・テオフィリンによる不整脈や痙攣などがある.これらの薬剤は内科領域で頻用されており,その急性中毒は意外に多いので,注意が必要である.
●治療薬による急性中毒のうち特徴的なものに,アスピリンによる代謝性アシドーシス,アセトアミノフェンによる急性肝壊死,鎮静剤による遷延性意識障害,抗そううつ剤による心電図変化,フェニトイン・リドカイン・ジギタリス・テオフィリンによる不整脈や痙攣などがある.これらの薬剤は内科領域で頻用されており,その急性中毒は意外に多いので,注意が必要である.
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