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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻12号

1998年11月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら 糖尿病の患者を受け持ったらどうアプローチするか

病歴,家族歴,生活環境歴を治療にどう生かすか

著者: 宮川高一1

所属機関: 1立川相互病院内分泌代謝科

ページ範囲:P.1879 - P.1881

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ポイント
●病歴聴取をはじめとした「問診」は,患者の信頼感を得つつ丁寧に行う.
●診断後10年以上たっていれば合併症の精査を優先させ,急激な血糖コントロールは避ける.
●1日3合以上の飲酒者,朝からの飲酒や酩酊時の記憶喪失がある患者についてはアルコール依存症を疑う.
●食事の時間,労働の形態や強度,運動習慣などの生活状態を24時間のタイムテーブルとして聴取する.
●ながら食い,気晴らし食い,無茶食い,夜の「どか食い」など,食行動の異常や清涼飲料水の摂取状況を正確に把握する.
●問診で聞いたことをまとめ,問題リスト化する.聴取できなかった問題点を明確にし,信頼関係に応じて再度聴取する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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