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今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら 治療目標を患者と共有するためのevidence
比較的軽症の糖尿病へのアプローチ
著者: 田中逸1
所属機関: 1順天堂大学医学部内科代謝内分泌学
ページ範囲:P.1898 - P.1899
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●軽症糖尿病のインスリン分泌の特徴は,初期分泌低下と総分泌量保持である.
●糖尿病発症は,これに加えて肝や筋におけるインスリン感受性低下(抵抗性)にある.
●インスリン抵抗性は動脈硬化症の危険因子でもあり,肥満,運動不足など誤った生活習慣により惹起される.
●食事療法,運動療法は,血糖コントロール改善のみならず,動脈硬化症の発症予防にも有効である.
●生活習慣改善のみで3~6ヵ月経過してもコントロール目標に到達しない場合は,薬物療法開始を考慮する.
●軽症糖尿病のインスリン分泌の特徴は,初期分泌低下と総分泌量保持である.
●糖尿病発症は,これに加えて肝や筋におけるインスリン感受性低下(抵抗性)にある.
●インスリン抵抗性は動脈硬化症の危険因子でもあり,肥満,運動不足など誤った生活習慣により惹起される.
●食事療法,運動療法は,血糖コントロール改善のみならず,動脈硬化症の発症予防にも有効である.
●生活習慣改善のみで3~6ヵ月経過してもコントロール目標に到達しない場合は,薬物療法開始を考慮する.
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