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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻12号

1998年11月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら 治療目標を患者と共有するためのevidence

血糖コントロール目標のevidence—熊本スタディとDCCTを患者に示す

著者: 岸川秀樹1 和氣仲庸1 七里元亮1

所属機関: 1熊本大学医学部代謝内科

ページ範囲:P.1900 - P.1902

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ポイント
●1型糖尿病を対象とした米国のDCCT,および2型糖尿病を対象としたKumamotostudyに基づく厳格な血糖コントロールにより,細小血管合併症の発症を阻止することができ,かつ,その進展を抑制しうることが示された.
●1型糖尿病,2型糖尿病,いずれにおいても,細小血管合併症の発症・進展阻止には,糖尿病発症早期から,あるいは合併症の軽度のうちから「強化療法」を必要とする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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