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文献概要
今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら 専門医の治療選択を生かす
食事療法をどう説明するか
著者: 梶沼宏1
所属機関: 1東邦大学大橋病院糖尿病科
ページ範囲:P.1909 - P.1911
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●糖尿病の食事療法は「特殊な治療食」を摂ることではなく,一般人にも通じる「健康食」を摂ることである.
●そのために適正なエネルギー量と栄養素のバランスを心掛ける.
●3栄養素のエネルギー量比は,糖質50〜60%,蛋白質15〜20%,脂質25%以内が適当である.これは現在の日本人の平均的な食品構成にほぼ一致しており,日本人の食習慣に合う.
●血管合併症の危険因子である高血糖,肥満,高血圧,高脂血症の予防のために,エネルギー量の制限とともに食塩,脂質の摂取を制限し,食物繊維を摂らせる.
●小児では正常の成長・発育を,妊婦では母体・胎児の両者の管理を,腎症患者では蛋白制限,塩分制限を配慮した食事を心掛ける.
●糖尿病の食事療法は「特殊な治療食」を摂ることではなく,一般人にも通じる「健康食」を摂ることである.
●そのために適正なエネルギー量と栄養素のバランスを心掛ける.
●3栄養素のエネルギー量比は,糖質50〜60%,蛋白質15〜20%,脂質25%以内が適当である.これは現在の日本人の平均的な食品構成にほぼ一致しており,日本人の食習慣に合う.
●血管合併症の危険因子である高血糖,肥満,高血圧,高脂血症の予防のために,エネルギー量の制限とともに食塩,脂質の摂取を制限し,食物繊維を摂らせる.
●小児では正常の成長・発育を,妊婦では母体・胎児の両者の管理を,腎症患者では蛋白制限,塩分制限を配慮した食事を心掛ける.
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