icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻12号

1998年11月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら 専門医の治療選択を生かす

IDDMのインスリン療法—インスリンポンプ療法の適応と実際

著者: 土田健一1 牧田善二1

所属機関: 1北海道大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1920 - P.1923

文献購入ページに移動
ポイント
●持続皮下インスリン注入療法(CSII:continuous subcutaneous insulin infusion)とは,腹壁皮下に留置した翼状針を用い,小型インスリン注入ポンプにより24時間持続的に速効型インスリンを注入する方法である.
●インスリン頻回注射と比較し,基礎注入を持続的かつ安定に供給でき,基礎注入による血中インスリン濃度を一定に保つことが可能である.
●米国ではCSII実施例は増加しており,現在4万例もの糖尿病患者がCSIIによる治療を受けている.一方,わが国でのCSII実施例は1,000人から1,500人程度である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?